「専門的なことはわからんから、アンタ自分で書きなさい!」
と今までブログ丸投げしていた仕返しに、そのまま丸投げ返されたメーテルです。こんにちは。
先日、懇意にしている業者さんから「山田さんとこで世界初の実験やって見っちーがら、田んぼ貸してくなんしょ!」という依頼を受けまして、心が1町田くらい広い私は「よがんべ!よがんべ!みっちりやってくんつぇ♪」と能天気に両手を挙げて歓迎した次第で御座います(なお、実験の詳細は聞いていなかった模様)。
さて、当日、業者さんメーカーさんが多数ご来店の上、積載車に乗って見慣れないものがやってきました。
ゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴ
ド ギ ャ ー ン ‼
丸山製作所製 ハイクリブーム!
ウワー!これ欲しかったのよ!
畑田両用で防除作業を最大15mでこなしちゃうニクイやつ!
これがあれば、真夏の日中、田んぼに入ってのキツーイ防除作業ともオサラバ!
ほ、欲しーい!
丸山さん、この機械置いてってくれない?
…え?
600万?
謹んでご辞退申し上げます。
閑話休題
ハイクリブームは以前からある機械ですので、世界初では御座いません。
何が世界初かと申し上げれば、「ハイクリブームを使っての水稲直播栽培(田んぼに米の種子を直接播く栽培方法)における殺菌殺虫剤の散布」が世界初なのです(と製薬会社の方がおっしゃられてた)。
直播栽培はその作業工程上、箱処理(殺菌殺虫処理)ができないため、本田での防除が後々必要となってきます。それを今回の散布実験で薬剤の性能とその効果を見てみようということになったようです。
ざっくりとした説明になりましたが、その工程を見てみましょう。
どうぞ!
薬剤(粒剤)をフロントホッパーに入れ
ブームを伸ばします(電動)
散布量を調整確認し、
本田突入です。
撒きます。
撒きます。
まだ撒きます。
(出芽が不揃いなところはツッコミ無用です)
で、終了です。
(しかしブームが長い)
今回は実験ということで、下準備と調整等で時間がかかりましたが、普通にやれば1町田30分くらいで防除できてしまうんではないでしょうか?
マンパワーでは比較にならないほど、この効率のよさは脅威的です。
加えて、今回散布したのが、明治さんの「パダンオリゼメート」
世界初の植物防御機構活性化剤(Plant Defence
Activator)で、植物の病害抵抗性を誘導して高い効果を示す、ユニークな作用性の殺菌剤です。(HPより)
パダンの殺虫成分に加え、オリゼメートの植物体強化作用!これがあれば病虫害も怖くない!すごい!素敵!(これくらいベタ褒めしたらいいですか?明治さん(笑))
というわけで、長々しく書いてしまいましたが、以上が世界初(!)の実験の全行程で御座いました。ご清聴ありがとうございました。
<協賛企業>
meji seika ファルマ
丸山製作所
山本商事
久しぶりの長文で疲れましたが、ハイクリブームを買うためにサマージャンボ買いに行ってきます。
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