収穫した日から2~3日じっくりと時間をかけ、
保存に適した水分量まで乾燥が終わった籾。
ひとまず、ホッ。。。
この次はいよいよ出荷に向けての最終行程に入ります!
まずは、
固い籾殻を取っ払って茶色いお米である玄米に。
この玄米の状態で、
農産物検査・放射能検査を受検し冷温庫に保管します。
検査についてはまた後日!
玄米の状態にしてくれるのが、この籾摺り機。
とにかく爆音です!
二つのローラーでゴリゴリと籾をはいで、
玄米・クズ米・籾殻を選別します。
この段階ではまだ、石などの異物やゴミ、
虫に食われた黒い斑点のあるお米も混じっています。
それらを色彩選別機に通して、取り除いていきます。
今年のもち米は、
青い未熟なお米と虫の被害にあったお米が予想以上に多く、
この色彩選別機に通す行程をさらに2度行いました。
田んぼには刈り取りを待っている稲がたくさんいて、
収穫に適した時期もあるわけで、
はやる気持ちを抑えての選別作業となりますが、
このもち米も、
すでにお待ちいただいているお客様がいる大事なお米。
自信を持ってお届けできるよう、
最後まで尽力したいと思います。
そしてさらに、
やや粒の大きさが心許ないお米が選別され、
計量、袋詰めします。
調製作業ではたくさんの機械を通しますが、
高性能のおかげで袋詰めまでは本当にあっという間!
そのぶん、機械の異変に気付くのが遅れると一大事。
単調な作業のなかでも、メーテルくんの鋭い目が光り続けます。
ここまででやっと、お米の姿らしくなってきた?
でも、
出荷まではまだまだ。