コンバインのタンクにためられた籾は、
(ここでもチクチクの粉塵が大量に飛散!)
乾燥機に入れて、
長期保存に適した水分量になるまで乾燥させます。
刈ったばかりの籾はとっても瑞瑞しいのですが、
保存には適しません。
自然の風と太陽の恵みで、
時間をゆっくりかけて乾燥させていた昔。
美味しさをぎゅっと凝縮させるその方法に少しでも近づけるように、
高温で短時間に乾燥させるのではなく、
あえて低温でじっくりと日にちをかけて乾かしています。
刈り取りを待っている稲たちがまだまだいっぱいで、
気は急くのですが・・・
とくに今年は、
酷暑による品質の低下が心配なのでより一層神経を使っています。
たくさんのパイプやらスイッチやらがあって、
とにかく機器類の操作が複雑です。
ひとつの操作ミスのリカバリーには、
大変な時間と労力がかかるため・・・
メーテルくんの全神経がここに!
といっても過言ではない。
というのも・・・
乾燥機のある作業小屋で行われる乾燥調整行程は、
コンバインでの収穫と違い、
どちらかというとあまり日の目を見ない裏方の仕事・・・。
ですが、
「お米がお米としてできるまで」の
品質や味に関わる大事な大事なプロセスであります。
そのことを少しでもたくさんの方に知ってもらいたいなぁと思っています。
適正水分は、 この穀物用水分計で確認!
(毎年専門機関で検定を受け信頼性を保っています!)
今日は朝から強い雨。
こんな日は稲刈り厳禁ですが、
乾燥機小屋での作業がはかどります。
次はその様子をお伝えします♪
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